こんにちは、amairoです。
本日は、「F値」について解説をしていきます。
この記事は、以下の疑問を抱えている方に対する記事になります。
この記事でわかること
- F値って何?
- 絞り?開放?ってどういうこと?
- F値を変えると何が変わるの?
- レンズのF値はどう選べばいいの?
F値というのは、撮影のロケーションだったり、撮る対象だったり、
撮りたいと思う写真に合わせて設定する必要があります。
今回は以下の構成で「F値」について解説していきますので、
自分に必要な部分を抜き取ってご覧ください。
F値って何?
よく写真って「ボケ」っていうのがありますよね。
「ボケがあると何かそれっぽい!」「エモい!」
「iphoneでもボケさせれるから、カメラいらんやん!」とかいうアレです。
写真をボケさせる、させないっていうのを調整するのが「F値」という
レンズのステータスの様なものなんです。
カメラマンって、写真撮る前にレンズをクイクイ回してたりするイメージがありますよね、
あれってレンズを回してF値を変えている動作なんです。
F値変えると「ボケ」以外にも何か変わるの?
さて、まず以下の表をご覧ください。
F値の変化表
これを見てわかる通り、ボケ以外にも様々な要素がF値によって変わります。
このうち、F値の最小値(F1.4側)を絞り開放(しぼりかいほう)と呼びます。
そして絞り開放から、F値が大きい(F22 側)方へF値を変えることを絞ると言います。
上記を見てわかる通りですが、めっちゃボケて超明るくて画質サイコーの写真撮りたい!
と思っても、画質が高いのがF5.6とかだったり、ボケるのはF1.4だったりして、
良いとこ取りはできない仕組みになっています。
じゃあどう選べばいいの?という所を、次にお話していきます。
F値はどうやって選べばいいの?
先程の表を見ると、
F値は大小それぞれでメリット、デメリットがあるのがわかると思います。
例えば、こんな感じ↓
●F1.4(絞り開放)
メリット :めっちゃボケる、写真が明るい、シャッター速度が速い
デメリット:画質が悪い、背景にピントが合わない、天気良いと明るすぎて真っ白になる
●F8
メリット :画質が良い、背景もはっきり、シャッター速度はまあまあ
デメリット:あまりボケない、天気が悪い時だと写真が暗い
天気が良いときにボケさせようと、明るくなるF1.4で撮ってしまうと、
カメラも「明るすぎて何も見えねぇ~」
と真っ白な写真になってしまうわけです。
人も、夏のギラギラ太陽を目をパッチリ開けてガン見することはできないですよね?
それと同じで、カメラも外が明るい時はF値を絞って、
目にまぶたをかぶせてあげないとまともに明るい所を見れないんです。
なので、初心者の内は以下のようにシンプルに考えましょう
- とにかくボケさせたい! → F値:開放
- とにかく画質を良くしたい! → F値:8あたり
- 全部にピントがあった写真にしたい! → F値:最大値(16〜22など)
また、F値によって明るさが変わってしまいますが、
シャッタースピードとISOを調整することで調整することができます。
それらについては、また別の記事で説明しますが、
ここではシャッタースピードで明るさ調整、とだけ覚えて頂ければ良いです。
まとめ
今回の記事のまとめになります。
F値を変えると、
初心者の内は、
これらのステータスにはISOというものも影響してくるのですが、
こちらについてはまた別の記事で解説をしていきたいと思います。